2021年10月19日
バターナッツカボチャのオーブン焼き
10月31日(日)はハロウィンですね。
古代ケルト(現在のアイルランド)では、11月1日が新年とされ、大晦日にあたる10月31日の夜に先祖の霊が家族に会いに戻ってくると信じられていました。その際、悪霊も一緒にやって来て、作物に悪さをしたり、子どもをさらったり、悪いことをするといわれていました。そこで人々は悪霊を驚かせて追い払うために仮面をかぶり仮装をして、魔除けの焚き火を行ったといわれます。
そのお祭りがハロウィンの起源といわれています。
ハロウィンにカボチャを食べるのはなぜ?
ケルトで魔除けとして使われていたのは実は「カブ」。「カブ」をくり抜いて火を灯したり、仮面を作ったりして悪霊から身を守っていたそうです。ところがハロウィンがアメリカに伝わると、アメリカでは「カブ」の生産量が少なく、「かぼちゃ」が多く収穫されていたため「カブ」は「かぼちゃ」へと変わり、「ハロウィン=かぼちゃ」が全世界に広がり定着したということだそうです。
ちょっと早いですが、バターナッツカボチャが手に入ったので、バターナッツカボチャのオーブン焼きを作ってみました。
ホクホクしてスパイスがきいているので冷えた白ワインと合わせてみたらよい感じに合いました。
ナプボル「太陽のワイン」で魔除け効果も期待できそうです。
- 材料(4人分)~
バターナッツかぼちゃ 1個
A)玉ねぎ 1個
A)ニンニク 1片
A)セージ 30g
B)ドライトマト 10g(あらかじめお湯で柔らかくしておく。オイル漬けでも可能)
B)クルミ お好みの量(細かく砕いでおく)
C)バスマティライス 75g
C)ドライクランベリー 75g
オリーブオイル 適量
オールスパイス 少々
塩、黒コショウ 少々
赤ワイン 一振り
- 作り方~
①オーブンを180℃に予熱
②かぼちゃを縦に切り中身をくり抜く
③くり抜いたものと種を細かく刻み、中火でオリーブオイルを熱し炒める
④Aを加え炒め、Bを加える
⑤Cを加え炒める
⑥オールスパイス、塩、黒こしょうを入れ、10分程度柔らかくなるまで炒め、最後に赤ワインを振る
⑦かぼちゃの中に入れる
⑧皮の表面にオリーブオイル、塩、黒こしょうとあればローズマリーを振り、アルミホイルでしっかり包む
⑨オーブンで2時間(柔らかくなるまで)焼く