ラズベリー、チェリーなどの赤系果実とローズヒップの香り。
しっかりした酸、シナモン、バジルの味わいに樽のニュアンスが感じられます。
抜栓してしばらくは少し硬く感じられますが、
カラファなどに移して1時間ほどよく空気に触れさせることで柔らかくなってきます。
飲み残しを冷蔵庫で保管し、翌日お召し上がりいただくと優しい印象に変化します。

デメテル・ワイナリー
醸造家 デメテル・チャバ氏

デメテル家は1886年よりエゲルでワイン醸造を始め、デメテル・チャバ氏は4代目にあたります。
幼少期よりブドウ畑に遊んだチャパ氏は、大学では醸造学を学び、
ボルドー、ブルゴーニュ、ローヌのブドウ畑でインターンとして働き
知識と経験を積み重ねました。

「オーガニックワインを造りたい」
サステナブルなワイン造りを目指して、化学肥料を排除し、
ブドウ本来の抵抗力を強める有機栽培に取り組んでいます。

デメテル・ワイナリーの自慢は、2001年に「エゲルで最も美しいセラー」
として表彰されたセラーです。
高祖父が手作業で岩を掘り起こして造ったセラーは、
第二次世界大戦中は防空壕としてデメテル家を守ったそうです。
その後、毎年拡張し、110ｍまで地下セラーを拡げることができました。

フォルクスワーゲングループとの繋がりが深く、
ポルシェハンガリー代理店主催のバンケットにワインを提供し好評です。