2020年01月29日
国立新美術館ブダペスト展
日本・ハンガリー外交関係開設150周年記念の一環としてブダペスト国立西洋美術館、ハンガリーナショナル・ギャラリー所蔵の名品130点が一挙来日! 六本木の国立新美術館ではハンガリーが所蔵するドイツやイタリアの絵画、彫刻が時代別に楽しむことができます。 2019年12月4日(水)~2020年3月16日(月)の美術展開催期間中、弊社の輸入するハンガリーワイン・蜂蜜を当会場内売店で販売しております。 ハンガリー大使館シェフ監修のグヤーシュ、カレーのレトルトも販売しています。 展示絵画の中ではハンガリー画家シニェイ・メルシェ・パール《紫のドレスの婦人》1874年が注目されています。 紫に黄色という色使いが1800年代には強烈だったのではないかと感じます。 日本では知られていないこの作品はハンガリー国内で、「ハンガリーのモナ・リザ」と呼ばれるほど有名な作品だそうです。 画家シニェイ・メルシェ・パールはフランスに一度も行ったことがないのに光の表現を追求した印象派の考え方をもっていたそうです。 眩しいくらいの風景の中で、紫が浮きでるように鮮やかでとても写実的。木の幹なども光を受けて複雑な色合いですね。 かなり大きな作品ですので、是非美術館でご覧あれ! ティツィアーノ!エル・グレコだ!ルノワール!と高揚してきますが、やはりハンガリーの画家たちの魅力が伝わってきます。 個人的にはアール・ヌーヴォー、ドイツのユーゲントシュティ-ル、シュトゥックを思いおこすヴァサリ・ヤーノシュ《黄金時代》1898年が印象的でした。額縁も本人が作製したそうですが、絵画と一体になって美しい作品です。 独特の官能美を描くことからエロティック画家とも呼ばれているクラナッハの2作品からはじまり、時代別展示になっているのでヨーロッパの美術館にいるような気持ちになります。 どうです?国立新美術館行きたくなりませんか?あまり日本で知られていないハンガリーの芸術家たちの作品群。確実にフランスやドイツ芸術の影響を受けていますが、どこか異なるところがあり、新しい発見があるかもしれません。 新しい経験は脳細胞を刺激し、脳の活性化を促すらしいです。 せっかくの機会なので是非、国立新美術館に足をお運びください。 絵画を見た後はハンガリーを舌で味わってみると更に新しい発見が! ハンガリー土着品種を使った赤ワイン「エグリ・ビィカベール(エゲルの牡牛の血)」トカイ地方の甘口ワインサモロドニを口にふくんだり、 何も足さない何もひかないハンガリー、トカイ地方の自然の恵み非加熱蜂蜜を一匙口に運べば、心の翼を広げて訪れたことのない国に 思いを馳せることができるかもしれません。何重にも重なる新しい経験はきっと明日の活力になるはずです。 ワインの販売は一時お休みしていましたが2月から再開です!