秋の夜長に・・・
芸術の秋、ワインの秋
なかでもクラシック音楽とワインのペアリングは最高ですね。
今日はハンガリーゆかりの若手有望ピアニスト梨本卓幹さんをご紹介します。
今年7月、千曲市周年記念の音楽イベントとご縁をいただきましたが、その中でピアノを弾いていらっしゃったのがハンガリーに留学経験のある梨本さんでした。
梨本さんが超優秀な成績でご卒業された「リスト音楽院」はハンガリーの作曲家リスト・フェレンツが設立した由緒ある音楽大学で、多くの演奏家を輩出していることでも知られています。
リスト、コダーイ、バルトーク・・・名だたるハンガリーの作曲家たち。
ジプシーやラテン系にルーツをもつ民族音楽の影響を受ける、ハンガリーのちょっと哀愁漂う曲を奏でる梨本さんの表現力は、それはそれは夢心地に素晴らしく(素人ゆえボキャブラリーの貧弱さはご容赦を…)、初めて聴いたときの楽曲の世界観に強く惹き込まれた衝撃を今も忘れることはできません。
うららかな木漏れ日のゆらぎのような、ときには疾走する駿馬のような、梨本さんの奏でる音の世界、ご興味ある方はぜひ梨本さんのHPをご覧ください。
🎹梨本卓幹さんHP
https://officialweb.takumi-nashimoto.com/
そして、弦楽器と打楽器の性質を併せ持ち、弾き手の技術・感性によって複雑に変化するピアノの音色と産地や品種、造り手によって様々に変化するワインの親和性はとても高いと感じます。
ハンガリー音楽に合わせるワイン?
個人的にはケークフランシュを主体にした赤ワインがいいかなぁと。
高音ではいきいきした酸や花の香りを、低音では凝縮されたコクとシルキーなタンニンをよりクリアに感じられると思います。
まぁ・・難しいことは抜きにして、秋の夜長をお気に入りの音楽とワインでお楽しみください