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2020年07月20日
本社スタッフ 非公式
新モデルハウス進捗報告⑤

SBSの新モデルハウス、内壁工事が進んでいます!

進捗状況としては、石膏ボードの取り付け作業に着手したところです。

 

 

前回、パネルに断熱材を組み込んだ様子をお伝えしましたが、その後今日に至るまで主に2つの工程を行いました。

一つ目は、断熱施工です。

躯体にぎゅっと隙間なく断熱材を組み込んだ上から、防湿フィルムを貼ります。湿気を防ぎ気密性を高めることで、断熱性能を上げます。夏は暑さを遮り冬は寒さを遮って、年間を通して快適な室温を保ちやすくなります。

 

 

2つ目は、石膏ボードの施工です。防湿フィルムを貼った上から厚さ12.5mmの石膏ボードを張っています。こちらの石膏ボードが壁紙の下地となるわけですが、ただの下地ではなく、耐火・遮音性を兼ね備えた縁の下の力持ちです。

 

石膏ボードの芯材は無機質の石膏な為、不燃性です。石膏ボードの中には約20%の結晶水が含まれていて、炎があたると結晶水が熱分解し、水蒸気となって徐々に放出され、温度の上昇を遅らせる働きをします。

石膏ボードには、音を通しにくい性質があります。また、壁自体が構造用面材、断熱材、石膏ボード、外壁材等様々な素材によって形成される多重構造であること等により、住宅内外の音の出入りを抑える優れた遮音性を備えています。

 

壁紙で隠される石膏ボードにも注目です。