住宅ブログ
2019年03月26日
公式 日記 本社スタッフ
ご近所さんへのご挨拶も♪〜上棟式で餅まきをする理由〜

マイホームを建てるとき。どんな家にしようかと考えるのはもちろんですが、これから長い付き合いとなるご近所さんへの挨拶や気配りも大切です。
大規模分譲地のように、同時期に入居する方が多いエリアならあまり気にしなくても良いかもしれませんが、昔から暮らす方も多い土地に家を建てる場合には、工事中からご近所さんとの人間関係にも気を配っておいた方が良いと思います。

家づくりの儀式として執り行われることの多い地鎮祭や上棟式は、近隣の方へ挨拶をするなど、ご近所付き合いをはじめるのに活用したいタイミングの一つ。

例えば、建前や建方と呼ばれることもある上棟は、家の屋根の頭頂部にある木(棟木)を上げた後に行われる儀式です。
上棟式と合わせてお餅を撒くことも多く「上棟式は知らなくても餅まきをするということは知っている」なんて方もいらっしゃるかもしれません。

上棟式の餅まきには”天と地の神にお供え物を捧げて災いを払う“、“ご近所さんにお祝いをおすそ分けする“などの意味があるそうで、地域によって、まく餅の形も少しずつ異なると言われています。

とはいえ最近では、ご近所さんと角を立てず仲良くするという意味や、何か起きたときも丸く収めるなどの願いを込めて紅白の丸餅を投げるのが一般的です。
また、中には手ぬぐいにお餅をくるんで投げると、その姿が空を飛ぶ龍に見えることから「家運興隆」などの願いを込めて投げるご家庭もあるんですよ。

 

お餅以外にも、小銭や駄菓子などを投げる餅投げ。
最近では上棟式も餅まきも行わない、というご家庭も増えていますが、ご近所さんの挨拶をするという意味で活用してみても良いかもしれませんね(^^)